歩き神子(読み)あるきみこ

精選版 日本国語大辞典 「歩き神子」の意味・読み・例文・類語

あるき‐みこ【歩神子・歩巫子】

  1. 〘 名詞 〙 神社に専属しないで、各地を漂泊し、祈祷、神降ろし、勧進などをする神子。さとみこ。あがたみこ。
    1. [初出の実例]「あるきみこの髪(かみ)肩にかかりたるが、色白くたけ高きが」(出典:米沢本沙石集(1283)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android