残の月(読み)のこんのつき

精選版 日本国語大辞典 「残の月」の意味・読み・例文・類語

のこん【残】 の 月(つき)

  1. のこり(残)の月
    1. [初出の実例]「とりどり色しなを、わけて見せたる雪の空、のこんの月は浮かめども」(出典:浄瑠璃・最明寺殿百人上臈(1699)道行)

のこり【残】 の 月(つき)

  1. 明け方、空に残っている月。のこんの月。のこる月。残月(ざんげつ)有明の月。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android