日本歴史地名大系 「比曾河内村」の解説 比曾河内村ひそがちむら 三重県:上野市比曾河内村[現在地名]上野市諏訪(すわ)笹(ささ)ヶ嶽(だけ)(七三八・八メートル)東南麓の村で北は丸柱(まるばしら)村(現阿山郡阿山町)、西は近江国。標高約六〇〇メートルの西方山地から登尾(のぼりお)川・青木谷(あおきだに)川が流れ出て合し、さらに南山地からの仏子(ほつこ)川が合流するので河内(こうち)といい、「ひそ」(檜曾)は小角材だから木材を産したための名称であろう。上野と瀬田(せた)(現大津市)を結ぶ道は東の音羽(おとわ)村(現阿山町)を通り、当村ははずれるので、開発は遅れたと思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by