毘沙門沢村(読み)びしやもんざわむら

日本歴史地名大系 「毘沙門沢村」の解説

毘沙門沢村
びしやもんざわむら

[現在地名]男鹿市脇本富永わきもととみなが 毘沙門沢

男鹿半島の南頸部、寒風かんぷう山の南麓に位置し、東に大倉おおくら村、西に岩倉いわくら村がある。

文禄三年(一五九四)の小鹿嶋之内知行方帳(秋田藩家蔵文書)に「毘沙門沢村 富沢村」として二六四石一斗二升一合とある。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に六一石と記され、享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)には当高六四石九斗七升三合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android