毘沙門洞窟(読み)びしゃもんどうくつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「毘沙門洞窟」の意味・わかりやすい解説

毘沙門洞窟
びしゃもんどうくつ

神奈川県三浦市南下浦町の太平洋に面した三浦半島先端部にある海食洞窟。洞窟は弥生時代後期の半農半漁の生活を営む人々の住居,墓,作業場として利用された。ここからは久が原式および弥生町式土器,骨角器貝製品卜占などが出土した。本洞窟は,海浜で生活をしていた人々の習俗や生産活動を知るうえで好資料を提供した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む