毛利勝永妻(読み)もうり かつながの つま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「毛利勝永妻」の解説

毛利勝永妻 もうり-かつながの-つま

?-? 織豊-江戸時代前期の女性。
竜造寺氏の娘。関ケ原戦いのあと,夫とともに土佐山内家にあずけられる。慶長19年大坂冬の陣に際し,妻への後難をおそれて大坂入城をためらう夫をはげまし,子の勝家とともに土佐を脱出させた。山内家に禁固され,事態徳川家康に報告されたが,家康のとがめはなかったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android