土佐(読み)トサ

デジタル大辞泉の解説

とさ【土佐】[地名]

旧国名の一。現在の高知県にあたる。土州。
高知県中部の市。仁淀川(によどがわ)下流西岸に位置する。藺(い)柑橘類の栽培、和紙製造が盛ん。また、鰹節(かつおぶし)の産地。人口2.9万(2010)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

とさ【土佐】

旧国名の一。高知県全域を占める。土州どしゆう・としゆう
高知県中部にある市。仁淀川によどがわ下流西岸に位置し、鰹節かつおぶし・和紙製造業が発達。

とさ【土佐】

姓氏の一。 → 土佐派

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

とさ【土佐】

姓氏の一つ。

とさ【土佐】

[1]
[一] 南海道六か国の一つ。都佐(とさ)・波多(はた)の二国が大化改新で一国となって成立。上代より遠流(おんる)地とされ、鎌倉時代は梶原・三浦氏などが守護。戦国末期は長曾我部氏が、江戸時代は山内氏が支配。明治四年(一八七一)の廃藩置県で高知県となる。土州。
※土左(935頃)承平五年一月二九日「むかし、とさといひけるところにすみけるをんな」
[二] 高知県中部の地名。土佐湾に注ぐ仁淀川下流の西岸に発達する。カツオ漁が行なわれ、かつおぶしを生産。また、和紙(土佐紙)の代表的産地として知られる。昭和三四年(一九五九)市制。
[三] 高知県の中央部の郡。吉野川の上流域の山間地帯。土左とも書いた。
[2] 〘名〙
① 「とさは(土佐派)」の略。
※浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二「土佐(トサ)が書たる枕絵取出し」
② 「とさぶし(土佐節)①」の略。
※大和耕作絵抄(1688‐1704頃)両国涼身「土佐(トサ)が風流のひとふしをかたるもあり」
③ 「とさぶし(土佐節)②」の略。
※雑俳・柳多留‐九(1774)「山十に土佐を遣ふとかつぎいひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の土佐の言及

【サンゴ(珊瑚)】より

…イシサンゴ類はポリプを取り除いて骨格を置物にするくらいで,装飾品などに加工はできない。
[生態・利用]
 装飾品にされる本サンゴにはアカサンゴCorallium japonicum,モモイロサンゴC.elatius,シロサンゴC.konojoi,ベニサンゴC.rubrumなどがあり,土佐沖,南西諸島から台湾,小笠原諸島,ミッドウェー諸島に分布している。ほとんどのものは水深100~300mの海底に着生しているが,ミッドウェー諸島沖では1979年以来水深1000~1500mの海底から採取されていて,〈ミッド赤ボケ〉とか〈ミッド白〉などの慣用名で呼ばれている。…

※「土佐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

バンクシー

英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。世界各地の街に現れて建物の壁などに社会風刺的なグラフィティアートを描くなど、ゲリラ的なアート活動を行っている。2005年に自身の作品を世界各国の有名美術館に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

土佐の関連情報