毛包幹細胞(読み)モウホウカンサイボウ

デジタル大辞泉 「毛包幹細胞」の意味・読み・例文・類語

もうほう‐かんさいぼう〔モウハウカンサイバウ〕【毛包幹細胞】

毛包上部の毛隆起(バルジ領域)と呼ばれる部分にある幹細胞毛周期にともなって、毛球に移動し、分化して毛母細胞になる。また、皮脂腺メラノサイトになる細胞をつくるほか、創傷時には表皮になる細胞を供給する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android