毛更(読み)けがわり

精選版 日本国語大辞典 「毛更」の意味・読み・例文・類語

け‐がわり‥がはり【毛更】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 季節ごとに毛が抜け、新しくはえかわること。また、そのはえかわった毛。
    1. [初出の実例]「まだ毛がわり前の冬毛だからだよ」(出典:男鹿(1964)〈田村泰次郎〉)
  3. 異なった地質(じしつ)によるとりあわせもの。
    1. [初出の実例]「毛がはりを取りあはせたる鞠かはの、思ひもあはぬ人に恋つつ」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)二九番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む