民主社会進歩同盟（読み）みんしゅしゃかいしんぽどうめい[コンゴみんしゅきょうわこく]（英語表記）Union pour la Democratie et le Progres Social

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民主社会進歩同盟[コンゴ民主共和国]
みんしゅしゃかいしんぽどうめい[コンゴみんしゅきょうわこく]
Union pour la Democratie et le Progres Social

略称 UDPS。コンゴ民主共和国の政党。 1980年モブツ独裁体制の打倒を掲げて結成。 83年1月には反政府勢力の大連合であるコンゴ民族回復戦線にも参加。しかしその後，党内で主導権争いが激化し，離党者が相次いだ。そうしたなかでエティエンネ・チセケディ・ワ・マルムバ党首はモブツ政権に対し，複数政党制の導入と政治犯の釈放を要求するが，政治活動の停止を言い渡され自宅軟禁された。 90年4月自宅軟禁を解かれたチセケディは活動を再開し，91年9月には一時首相に就任したが，2週間後にはモブツ政権側と対立して辞任。さらに 97年4月に再度首相になるがわずか1週間で解任された。同年5月モブツ政権が崩壊しコンゴ・ザイール解放民主勢力連合が政権を掌握したが，98年2月にチセケディ党首は新政府により軟禁状態におかれた。

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