気しんど(読み)きしんど

精選版 日本国語大辞典 「気しんど」の意味・読み・例文・類語

き‐しんど【気しんど】

〘形動〙 (「しんど」は「心労」の変化したものか) 気疲れがする。気苦労だ。気の毒でならない。心苦しい。
※雑俳・住吉みやげ(1708)「恋よりも又気辛動な夜水番」

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デジタル大辞泉 「気しんど」の意味・読み・例文・類語

き‐しんど【気しんど】

[形動][文][ナリ]気づかれのするさま。また、心苦しいさま。気の毒だ。
「前から見て居るに、―でならぬ」〈浄・伊賀越

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