気仙郡古記(読み)けせんぐんこき

日本歴史地名大系 「気仙郡古記」の解説

気仙郡古記
けせんぐんこき

一巻一冊

写本 稲沢久代

解説 気仙郡の村ごとの書上。元禄一一年の古記を、延享五年に石森彦市郎なる者が書写、さらに明和九年に気仙郡猪川村の修験常慶が改訂・書写したもので、常慶書写本のみが残る。村高およびその内訳、市日・制札寺社などの記述は村明細帳的性格をもつ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android