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制札 セイサツ

百科事典マイペディアの解説

制札【せいさつ】

禁制(きんぜい)・禁札・制符とも。禁令の個条を記し,路傍や寺社の門前・境内などに立てる札。平安時代から用いられたが,戦国〜江戸時代に最も多く用いられ,寺社・村落・市場などが軍隊の乱暴から免れるため,武将に請うて下付されたものもある。
→関連項目禁制下知状

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世界大百科事典 第2版の解説

せいさつ【制札】

禁制を木札に書いたもの。中世において法令発布や戦乱の際,権力者が申請によって神社や寺院その他の一定地域内での乱暴停止などの禁制を発し,その内容を個条書きにして広く民衆や軍兵に知らせるため,木札に書いて寺社の門前や村落の入口などに掲げた。中世の記録によれば,受益者が板など材料を用意して禁制の下知者に書いてもらったようである。高札【飯倉 晴武】

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大辞林 第三版の解説

せいさつ【制札】

一般に知らせる禁止事項や伝達事項を書いて、路傍などに立てておく札。たてふだ。 「 -場」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

制札
せいさつ

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世界大百科事典内の制札の言及

【禁制】より

…中世末期からは板札に墨書して,神社・仏寺の門前,村落の入口等人目につきやすい所に掲げた。そのことから制札・禁札ともいわれた。制札ははじめ縦長,後になると横長になり,近世の高札にひきつがれた。…

【高札】より

…ヒノキ,梅などの板札に法令を墨書して高く掲げたもの。禁止,制限を内容とすることが多く,制札の称もある。この種の法令告知方法は,奈良時代末すでに存在したが,鎌倉~室町時代を通して発達し,江戸幕府も治政上大いに活用した。…

※「制札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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