気散じ(読み)キサンジ

デジタル大辞泉 「気散じ」の意味・読み・例文・類語

き‐さんじ【気散じ】

[名・形動]
心の憂さをまぎらすこと。また、そのさま。気ばらし。
近郊の遊覧地へ―な一日を暮しに行った」〈芥川・秋〉
気苦労のないこと。また、そのさま。気楽。のんき。
「―な暢気のんき極まる世間では」〈魯庵破垣
[類語]憂さ晴らし気晴らし気慰み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android