気薬(読み)きぐすり

精選版 日本国語大辞典 「気薬」の意味・読み・例文・類語

き‐ぐすり【気薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気持のふさいでいるのをなおす薬。転じて、心のなぐさみになること。気保養。気の薬。
    1. [初出の実例]「気薬(キクスリ)にきくやくっこうしゃうぎさん〈屋俊〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)二)
  3. 気付け薬
    1. [初出の実例]「ひたひへ水をそそぎ、口へ気薬を入」(出典:慶長見聞集(1614)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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