気薬(読み)きぐすり

精選版 日本国語大辞典 「気薬」の意味・読み・例文・類語

き‐ぐすり【気薬】

〘名〙
気持のふさいでいるのをなおす薬。転じて、心のなぐさみになること。気保養。気の薬。
※俳諧・鷹筑波(1638)二「気薬(キクスリ)にきくやくっこうしゃうぎさん〈屋俊〉」
慶長見聞集(1614)六「ひたひへ水をそそぎ、口へ気薬を入」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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