気通る(読み)きとおる

精選版 日本国語大辞典 「気通る」の意味・読み・例文・類語

き‐とお・る‥とほる【気通】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 気が利く。粋をきかす。事情をよく察する。
    1. [初出の実例]「二人引寄せ寝所(ねどころ)の、障子の内に押入れて、伯母は気とおり堀川通り」(出典浄瑠璃長町女腹切(1712頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android