百科事典マイペディア 「気道確保」の意味・わかりやすい解説 気道確保【きどうかくほ】 自発呼吸が止まっているとき,もしくは気道狭窄や閉塞によって十分な肺換気が得られなくなったときに行う救急救命法。一般には,溺水(できすい)や窒息などの事故に際して行う。下顎挙上法は,あおむけに寝かせて前額部に一方の手のひらを当てて押し下げ,頭をそらせて下顎を突き出す形にし,もう一方の手で下唇を広げて口を開かせる。声門以下の狭窄や閉塞では,気道内挿管や気管切開が必要。→関連項目睡眠時無呼吸症候群 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報