デジタル大辞泉
「閉塞」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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へい‐そく【閉塞】
- 〘 名詞 〙 ( 「へいぞく」とも )
- ① とじてふさぐこと。しめて通れないようにすること。また、とじてふさがること。
- [初出の実例]「もしひと、にくみのらば、くち、すなはち閉塞(ヘイゾク)せん」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)五)
- 「目は外に在て明なるが、心は内に処て閉塞する、不便と思ふ也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)六)
- [その他の文献]〔礼記‐月令〕
- ② 敵の艦船の出入を妨げるために、港の出入り口に艦船を沈めたり、防材を置いてバリケードとしたり、水雷を敷設したりして港口をふさぐこと。
- [初出の実例]「聯合艦隊は去る二十六日再び旅順口に向ひ〈略〉敵港閉塞を決行せり」(出典:官報‐明治三七年(1904)三月二九日)
- ③ 鉄道で、本線路の一定の区間を一つの列車だけの運転に専用させること。同じ本線路を運転する列車の衝突事故を防ぐために行なう。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「閉塞」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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閉塞(鉄道)【へいそく】
列車運転の安全を期するため,単線区間において線路を閉塞区間と呼ぶ短い区間に分け,1閉塞区間に1列車しか進入できないようにすること。軌道回路を利用した信号機(車上信号を含む)による自動閉塞方式と,通票などによる手動閉塞方式がある。
→関連項目鉄道信号
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