水になす(読み)みずになす

精選版 日本国語大辞典 「水になす」の意味・読み・例文・類語

みず【水】=に[=と]なす

  1. みず(水)にする
    1. [初出の実例]「名月を水になしたる雨夜哉〈貞徳〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一〇)
  2. みず(水)に流す
    1. [初出の実例]「これを規模に過ぎ去った事は残らず水になし」(出典:歌舞伎・四千両小判梅葉(1885)四幕)
  3. みず(水)にする
    1. [初出の実例]「初孫に日の目も見せず、水になせとの胴欲を」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油屋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む