水になす(読み)みずになす

精選版 日本国語大辞典 「水になす」の意味・読み・例文・類語

みず【水】=に[=と]なす

※俳諧・崑山集(1651)一〇「名月を水になしたる雨夜哉〈貞徳〉」
※歌舞伎・四千両小判梅葉(1885)四幕「これ規模に過ぎ去った事は残らず水になし」
浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)油屋「初孫に日の目も見せず、水になせとの胴欲を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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