水主郷(読み)みぬしごう

日本歴史地名大系 「水主郷」の解説

水主郷
みぬしごう

「和名抄」高山寺本・刊本ともに訓を欠くが、「延喜式」神名帳にみえる久世郡水主神社は「ミヌシ」と訓じられているのでこれに従う。

「新撰姓氏録」左京神別に水主村、同山城神別に水主直がみえ、当郷にかかわると考えられる。古代における当郷については他に所見しないが、「賀茂注進雑記」に収める文治二年(一一八六)九月五日付源頼朝下文によれば、水主郷は賀茂別雷(かもわけいかずち)社(上賀茂神社)領となっており、武士の狼藉が停止されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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