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狼藉 ロウジャク

デジタル大辞泉の解説

ろう‐じゃく〔ラウ‐〕【××藉】

狼藉日」の
ろうぜき(狼藉)

ろう‐ぜき〔ラウ‐〕【××藉】

《「史記」滑稽伝による。(おおかみ)は寝るとき下草を(ふ)み荒らすところから》
[名]無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「狼藉を働く」「乱暴狼藉
[ト・タル][文][形動タリ]物が乱雑に取り散らかっているさま。「落花狼藉たる公園」
「杯やお膳や三味線などの―としたなかにすわって」〈倉田・出家とその弟子〉

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大辞林 第三版の解説

ろうじゃく【狼藉】

ろうぜき(狼藉) 」に同じ。
狼藉日 」の略。

ろうぜき【狼藉】

〔「史記滑稽伝」による。狼おおかみが草を藉いて寝たあとの、草の乱れた状態の意〕
( 名 ) スル
乱暴なふるまいをすること。また、そのようなふるまい。 「乱暴-」 「何者だ-するのは/鉄仮面 涙香
( トタル ) [文] 形動タリ 
物が乱雑に散らかっている・こと(さま)。 「落花-」 「盃盤-として葉山は既に桜色の機嫌/多情多恨 紅葉
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
に同じ。 「家内-なる其家の門前に/文明論之概略 諭吉

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世界大百科事典内の狼藉の言及

【苅田狼藉】より

…イェーリングも自力救済は単なる力ずくの権利の回復であって,素朴な正義に深く根ざした実力行使として秩序ある司法制度と調和する必然性があると説いている。しかし,日本では鎌倉後半期より,対抗する相手があって,幕府に訴えたときは,判断の未済の間にする実力行使として,社会秩序を乱すため〈狼藉〉と呼ばれるようになり,1310年(延慶3)以来処罰の対象とされた。これ以後〈苅田〉という行為は単なる暴力行為と混同され,個人の権利の正当性の認定権はしだいに幕府に奪取されるようになり,この制度は室町幕府に継承された。…

※「狼藉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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