水惑星(読み)みずわくせい(その他表記)aqua planet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水惑星」の意味・わかりやすい解説

水惑星
みずわくせい
aqua planet

地球惑星として唯一液体としての水 (海) を持つことから,地球のことを水惑星という。地球上の水の由来は,原始地球の時代にまでさかのぼる。微惑星が原始地球に衝突し,この衝突による脱ガスで原始大気が形成され,原始地球が現在の地球の半分程度の大きさになったころから,地表温度が下がり,原始水蒸気大気が雨となって原始地球に降りそそいだ。その量は現在の海の水の量に近いものと考えられている。これによって原始地球に海が生れることになり,以後四十数億年にわたり,地球は水惑星として安定した状態を保ってきた,と考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む