いまからおよそ45億年前の地球誕生直後の大気を原始大気といい,現在の窒素および酸素を主とする組成(窒素78%,酸素21%,二酸化炭素0.03%)とは大きく違ったものであった.原始大気の主成分は,微惑星の衝突により放出された高温・高圧の二酸化炭素と水蒸気で,全成分中の90% 以上を占め,ほかに,一酸化炭素,窒素などからなり,酸素はほとんど存在しなかったと推定されている.海の形成とともに二酸化炭素は海に溶け込み,さらに石灰岩(CaCO3)として固定された.地球大気に酸素が蓄積されはじめたのは,約35億年前にらん藻類が誕生し,光合成により酸素が供給されはじめてからである.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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