下がり(読み)サガリ

デジタル大辞泉 「下がり」の意味・読み・例文・類語

さがり【下がり】

1 上から下へ垂れ下がること。「垂れ幕の下がりぐあい」
2
㋐位置が低くなること。「南下がりの土地」
㋑程度や価値などが低くなること。「気温の上がり下がり」「値下がり」
3 その時刻を過ぎること。「昼下がり」「七つ下がりの日ざし」
4 (「おさがり」の形で)神仏の前から下げた供物。転じて、目上の人から譲り受けた使用済みの衣類や品物。「兄のお下がりのかばん」
「ほとけのもり物の―と見えて」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
5 奉公先から自宅へ帰ること。「宿やど下がり」
6 力士のまわしの前に垂れた、ひも状の飾り。
7 「おくみさがり」の略。
8 囲碁で、盤端の第2線ないし第4線の位置にある石から、盤端に向かって同一線上に並べて打つ手。
9 近世、和船の船首に付けた縄飾り。
10 未払い分の金額。未払い金。
「三万両の―が出来、川があいてもたたれぬ仕儀になり」〈黄・万石通〉
[類語](4)古着・着古し・お古・お下がり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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