水沢代官所跡(読み)みずさわだいかんしよあと

日本歴史地名大系 「水沢代官所跡」の解説

水沢代官所跡
みずさわだいかんしよあと

[現在地名]水沢市 立町

川口かわぐち町の南端にあった仙台藩の上胆沢かみいさわ代官所。仙台藩領内は一九の代官区に分れており、胆沢いさわ郡は上胆沢・下胆沢二ヵ所に置かれ、奥郡奉行管轄に属し、仙台にいる郡奉行の命を受けて部内の郡務を統轄、行政・徴税・警察などをつかさどっていた。安政年間(一八五四―六〇)の例では、代官古山常治、諸役千葉惣左衛門、普請係高沢儀三郎、本石係飯倉昌蔵、山林係同冨之助、無係朴沢新八郎で、大肝入・肝入を通じて諸政に当たった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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