水沫集(読み)みなわしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水沫集」の意味・わかりやすい解説

水沫集
みなわしゅう

森鴎外の著訳集。『美奈和集』とも書く。 1892年刊。『舞姫』『うたかたの記』『文づかひ』などの小説,『於母影 (おもかげ) 』に代表される訳詩,および『玉を懐いて罪あり』などの翻訳小説を集めて,それまでの業績をあらためて世に問うたもので,作者声望を決定的にした書。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む