外国の小説を日本語に翻訳したものを一般に翻訳小説というが,文学史では明治初年から10年代にかけて集中的に現れたヨーロッパの小説・戯曲の翻訳あるいは翻案されたものに限っていう。ジャンルは冒険科学小説から政治小説に至るまで多岐にわたっており,「花柳春話(かりゅうしゅんわ)」(リットン「アーネスト・マルトラバース」),「八十日間世界一周」(ベルヌ),「自由太刀余波鋭鋒(じゆうのたちなごりのきれあじ)」(シェークスピア「ジュリアス・シーザー」)などのほか膨大な数に及ぶ。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...