水渋(読み)ミシブ

デジタル大辞泉 「水渋」の意味・読み・例文・類語

み‐しぶ【水渋】

水銹みさび」に同じ。
衣手ころもでに―付くまで植ゑし田を」〈・一六三四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水渋」の意味・読み・例文・類語

み‐しぶ【水渋】

  1. 〘 名詞 〙 水の上に浮かぶ赤黒いかす。みずあか。みさび。
    1. [初出の実例]「衣手に水渋(みしぶ)つくまで植ゑし田を引板(ひきた)吾が延(は)へ守れる苦し」(出典万葉集(8C後)八・一六三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android