百科事典マイペディア 「水素菌」の意味・わかりやすい解説 水素菌【すいそきん】 水素バクテリアとも。水素が酸化される際に遊離するエネルギーを用いて無機的に炭酸同化を行って生活する細菌の総称。シュードモナス類および放線菌の一部の種がこれにあたる。1906年初めて土壌から分離され,以来数種が発見されている。水素菌は有機物中でも生活できるが,このとき多くは水素利用能を失う。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by