水菰(読み)ミコモ

デジタル大辞泉 「水菰」の意味・読み・例文・類語

み‐こも【×菰/薦】

水中に生えるマコモ
「時しもあれ水の―をかりあげてほさでくたしつ五月雨の空」〈千載・夏〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水菰」の意味・読み・例文・類語

み‐こも【水菰・水薦】

  1. 〘 名詞 〙 水中に生える真菰(まこも)
    1. [初出の実例]「時しもあれ水のみこもを刈りあげてほさでくたしつ五月雨の空〈藤原清輔〉」(出典:千載和歌集(1187)夏・一八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android