水頭症性無脳症(読み)すいとうしょうせいむのうしょう(その他表記)Hydranencephaly

六訂版 家庭医学大全科 「水頭症性無脳症」の解説

水頭症性無脳症
すいとうしょうせいむのうしょう
Hydranencephaly
(子どもの病気)

 出生前に何らかの理由で脳に障害が加わったことにより、大脳全体が壊れてなくなってしまい、そこがすべて脳脊髄液で満たされた状態になることがあります。これを水頭症性無脳症(水無脳症(すいむのうしょう))といいます。水頭症とは区別されますが、症状が似ているため、シャント術による治療が必要になることがあります。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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