水頭症性無脳症(読み)すいとうしょうせいむのうしょう(英語表記)Hydranencephaly

六訂版 家庭医学大全科 「水頭症性無脳症」の解説

水頭症性無脳症
すいとうしょうせいむのうしょう
Hydranencephaly
(子どもの病気)

 出生前に何らかの理由で脳に障害が加わったことにより、大脳全体が壊れてなくなってしまい、そこがすべて脳脊髄液で満たされた状態になることがあります。これを水頭症性無脳症(水無脳症(すいむのうしょう))といいます。水頭症とは区別されますが、症状が似ているため、シャント術による治療が必要になることがあります。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android