水無脳症(読み)すいむのうしょう(その他表記)hydranencephaly

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水無脳症」の意味・わかりやすい解説

水無脳症
すいむのうしょう
hydranencephaly

胎児の奇形の一つ。胎生期に内頸動脈に形成不全が起り,大脳半球の発達に異常が生じる,まれな奇形。大脳は完全に欠損して,その遺残は薄い膜様物となり,きわめて大きくなった脳室腔をおおっている。脳幹部,視床下部,大脳基底核には障害がない。頭蓋の大きさは多くは正常であるが,中脳水道の閉塞を伴って水頭症 (脳水腫) を起せば,大きくなる。

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