水馴る(読み)ミナル

デジタル大辞泉 「水馴る」の意味・読み・例文・類語

み‐な・る【×馴る】

[動ラ下二]水に浸りなれる。多く「見馴る」にかけて用いる。
朝なぎさをさす淀の川をさも心解けては春ぞ―・るる」〈曽丹集

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精選版 日本国語大辞典 「水馴る」の意味・読み・例文・類語

み‐な・る【水馴・水慣】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 水に浸りなれる。多く「見馴る」にかけて用いる。
    1. [初出の実例]「よそにのみきかまし物を音羽川わたるとなしにみなれそめけん〈藤原兼輔〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七四九)

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