氷雪登攀(読み)ひょうせつとうはん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「氷雪登攀」の意味・わかりやすい解説

氷雪登攀
ひょうせつとうはん

氷壁雪壁を登攀する技術の一つ。ピッケルアイゼンによって身体のバランスをとりながら登攀する。傾斜がゆるいときはアイゼンによって歩行し,ピッケルでバランスをとる。傾斜が急になればピッケルの頭部を握り,ピックを氷壁や雪面に打ち込み,それをホールドとして登る。垂直に近くなると,両手にピッケル (またはアイスバイル) を握り交互にピックを打ち込みながら身体を引き上げる,ダブル・アックス技術が使われる。さらに安全のため,アイスハーケンを打ち込み,これにザイルをかけて下にいる者が確保することもある。バランスの基本はロッククライミングと同じ3点支持であるが,雪や氷の質 (安定性) を見分ける技術も要求される。

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