永井橋(読み)ながいばし

日本歴史地名大系 「永井橋」の解説

永井橋
ながいばし

北上川に架かり、寺林てらばやしと永井を結ぶ。元禄(一六八八―一七〇四)川口かわぐち草桁くさげた(現岩手町)の地主清五郎によって架けられたという。寺林村側の才津長根さいづながねは奥州街道と西郡にしこおりおよび桑畑くわはたへの三差路に位置し、交通の要所であった。安政五年(一八五八)のものと思われる巻堀村村山家秘録(村山文書)に「元禄ノ頃ニ至テ大作ヲ成シ、永井村田畑迄大半仕付。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android