日本歴史地名大系 「永利郷」の解説 永利郷ながとしごう 鹿児島県:川内市永利郷明治二年(一八六九)山田(やまだ)郷と百次(ももつぎ)郷が合併して成立した薩摩郡の郷。初めは郷名は「ながり」ともよばれた(永利郷土史)。山田村・百次村・田崎(たさき)村の三ヵ村からなり、山田村野首(のくび)が中心地であった。「薩隅日地理纂考」によれば明治初年には高二千六七二石余、総戸数四六四・人員総計二千一八二(うち士族一千二三二)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by