永安晋次郎(読み)ナガヤス シンジロウ

20世紀日本人名事典 「永安晋次郎」の解説

永安 晋次郎
ナガヤス シンジロウ

明治〜昭和期の海軍主計中将



生年
明治6年1月(1873年)

没年
昭和10(1935)年2月19日

出生地
東京

旧姓(旧名)
小網

学歴〔年〕
東京帝大法科大学〔明治31年〕卒

経歴
小綱源太郎の三男として生まれ、のち永安方幹の養嗣子となる。明治32年海軍中主計に任官し、以来海軍の主計畑を歩き、大正3年駐英造船造兵監督会計官となる。のち横須賀鎮守府主計長兼経理部長、13年海軍経理学校長、14年海軍省経理局長などを歴任。同年主計中将となる。退役後、昭和3年神戸製鋼社長に就任、また播磨造船所監査役を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永安晋次郎」の解説

永安晋次郎 ながやす-しんじろう

1873-1935 明治-昭和時代前期の軍人
明治6年1月生まれ。海軍の主計畑をあるき,大正3年駐英造船造兵監督会計官となる。のち横須賀鎮守府主計長,海軍経理学校長,海軍省経理局長などをつとめた。主計中将。退役後,昭和3年神戸製鋼社長。昭和10年2月19日死去。63歳。東京出身。東京帝大卒。旧姓は小綱。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例