精選版 日本国語大辞典 「三男」の意味・読み・例文・類語 さん‐なん【三男】 〘 名詞 〙① 三人の男子。[初出の実例]「伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)の二の尊、遂妻神(めかみ)夫(を)神と成て天の下にあまくだり、一女三男(さんナン)を生給ふ」(出典:太平記(14C後)一六)[その他の文献]〔後漢書‐折像伝〕② 三番目のむすこ。[初出の実例]「其外に中御門の藤中納言家成卿の三なん、新大納言成親卿も」(出典:中院本平家(13C前)一)③ ( 「夷三郎」というところから ) 七福神の一つの恵比寿(えびす)をしゃれていう語。[初出の実例]「あまりうろたえ三男をうばひ取」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例