永明延寿(読み)ようみょうえんじゅ(その他表記)Yǒng míng yán shòu

改訂新版 世界大百科事典 「永明延寿」の意味・わかりやすい解説

永明延寿 (ようみょうえんじゅ)
Yǒng míng yán shòu
生没年:904-975

中国,五代北宋初期の仏者。単に延寿ともいう。姓は王氏,字は沖玄,抱一子。浙江省余杭の人。28歳で翠巌令参について得度し,その後,天台徳韶の法を継いで法眼宗三祖となる。禅と念仏とを兼修して,道俗よりあがめられた。中国では法眼宗は宋代に衰えたが高麗に弘通(ぐつう)した。著書には,仏教諸宗を禅に折衷した名著《宗鏡録》(961完成)のほかに,《万善同帰集》《唯心訣》がある。
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