永易村(読み)ながやすむら

日本歴史地名大系 「永易村」の解説

永易村
ながやすむら

[現在地名]西条市玉津たまつ

むろ川河口の東西両岸にまたがり、東西に短く南北に長い低地村。

天正一五年(一五八七)八月の長安村検地帳(矢野佳年春氏蔵)に「田方 合廿四町四反四畝十三歩 此分米弐百五十二石六斗四升一合 畠方 合拾弐町四段八畝三歩 此分米七拾弐石五斗八升五合 田畠分米惣都合三百六拾五石弐斗六升六合」とある。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)には「長安村」とあるが、その後文字替えしたとみられ、元禄一三年(一七〇〇)の領分附伊予国村浦記にも天保郷帳にも「永易村」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android