20世紀日本人名事典 「永田仁助」の解説 永田 仁助ナガタ ジンスケ 明治・大正期の実業家 浪速銀行頭取;貴院議員。 生年文久3年3月22日(1863年) 没年昭和2(1927)年3月10日 出身地大阪府 主な受賞名〔年〕勲三等瑞宝章 経歴米穀商の家に生まれる。明治22年第1回大阪市議選で市会議員となり、のち大阪府議にも選出される。27年実業界へ転じ大阪明治銀行創設取締役。31年浪速銀行の創立に尽力し常務、41年頭取に就任。のち大阪電灯会社監査役を経て、大正7年社長。9年十五銀行に合併され、10年取締役、11年監査役を務めた。9年日本信託銀行を創立。この間、日本郵船、南海鉄道、大阪電気鉄道、東洋棉花などの各取締役を兼任した。14年貴院議員となる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永田仁助」の解説 永田仁助 ながた-じんすけ 1863-1927 明治-大正時代の銀行家。文久3年3月22日生まれ。大阪府会議員・市会議員をつとめる。明治27年大阪明治銀行取締役。浪速銀行の創立につくし41年頭取となる。貴族院議員。昭和2年3月10日死去。65歳。大坂出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by