常務(読み)ジョウム

デジタル大辞泉 「常務」の意味・読み・例文・類語

じょう‐む〔ジヤウ‐〕【常務】

日常業務。「常務に精励する」
常務取締役」の略。
[類語]社長専務部長課長係長平社員

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精選版 日本国語大辞典 「常務」の意味・読み・例文・類語

じょう‐むジャウ‥【常務】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日常・普通の業務。
    1. [初出の実例]「士族常職を解て、武は人民の常務たるを忘れ」(出典:明六雑誌‐四一号(1875)養精神一説・二〈阪谷素〉)
    2. [その他の文献]〔魏志‐何虁伝〕
  3. じょうむとりしまりやく(常務取締役)」の略。
    1. [初出の実例]「常務と局長を救出に来たのか、青年部員を煽りに来たのか」(出典:白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉九)

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普及版 字通 「常務」の読み・字形・画数・意味

【常務】じよう(じやう)む

日常の業務。〔世説新語政事〕王()・劉()、林(支)と共に何(充)驃騎(へうき)を看る。驃騎、書を看て、之れをみず。王、何に謂ひて曰く、我今故(ことさら)に林と來(きた)りて相ひ看る。の常務を擺撥(はいはつ)して、玄言に應對せんことをむに、(なん)ぞ方(まさ)に頭(かうべ)を低(た)れて、此れを看ることを得んやと。

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