日本歴史地名大系 「永穂村」の解説 永穂村なんごむら 和歌山県:和歌山市河北地区永穂村[現在地名]和歌山市永穂名草(なくさ)郡に属し、紀ノ川北岸、小豆島(あずしま)村の東にある。村内は北(きた)村・南(みなみ)村(現北永穂・南永穂)に分れ、西には近世中期以降開発された新(しん)村(現西永穂)がある。村内を六(ろつ)ヶ井(い)用水の一流が縦横に通じ、また紀ノ川の田井(たい)ノ瀬(せ)渡から小豆島村に渡った大坂街道が東西に通り、東の川辺(かわなべ)村に至る。古代・中世を通じ国衙領永穂郷の地。慶長検地高目録によれば高六一二石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by