デジタル大辞泉 「求核剤」の意味・読み・例文・類語 きゅうかく‐ざい〔キウカク‐〕【求核剤】 電子の授受を伴う化学反応で、相手の化学種に電子を与える、または共有させる化学種。反応する相手の電子密度の低い部分を攻撃する。求核試薬。親核剤。親核試薬。陰性試薬。求核種。→求電子剤 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の求核剤の言及 【有機化学反応】より …反応(4)においては,ベンゼンが基質,硝酸が試薬となる。イオン反応において基質に電子を与えることのできる試薬を求核試薬nucleophilic reagent(求核剤nucleophileともいう)という。求核試薬は電子対を基質に与えることができる。… ※「求核剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by