化学種(読み)カガクシュ

精選版 日本国語大辞典「化学種」の解説

かがく‐しゅ クヮガク‥【化学種】

〘名〙 分子、イオンないしラジカル重合など、気体、溶液、固体にあって、化学現象の一つの単位として同定しうるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の化学種の言及

【化学分析】より

…物質を構成する化学種chemical speciesの種類とその量を明らかにすること。化学種とは元素,イオン,化合物,あるいは核種などを包括的に意味し,単に成分元素のみを意味するものではない。…

【元素】より

… 原子番号の担い手として定義される化学元素という言葉に対し,現在なおしばしば,これと混同され,不明確な意味のまま不用意に混用されているのは,この言葉が単体を表す意味で併用される場合である。単体とは,ただ1種,すなわち同じ原子番号,の元素のみから成る,有限の寿命(τ≧10-10s)をもって実在する原子種,分子種等の化学種(物質種)そのものを意味しており,原子番号の担い手としての元素が,さまざまの物質の中にあって,それらの物質種固有の諸性質発現の根源にある実体として把握されているのとは,その意味するところは著しく異なる。単体であることを示すために,これを不用意に元素と呼び,その意味を拡張して用いることから起こる無用の混乱や誤解は,現在もしばしばみられる。…

※「化学種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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