デジタル大辞泉 「求電子剤」の意味・読み・例文・類語 きゅうでんし‐ざい〔キウデンシ‐〕【求電子剤】 電子の授受を伴う化学反応で、相手の化学種から電子を受け取る、または共有する化学種。反応する相手の電子密度の高い部分を攻撃する。求電子試薬。求電子種。親電子剤。→求核剤 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の求電子剤の言及 【有機化学反応】より …カルバニオン,ヒドリドイオンH-も求核試薬である。これに対して本来電子不足性であり,基質から電子対を奪う試薬は求電子試薬electrophilic reagent(求電子剤electrophileともいう)と呼ばれる。代表的求電子試薬として,H+,NO2+,Br+,AlCl3,ZnCl2,BF3などがある。… ※「求電子剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by