汎天候(読み)はんてんこう

百科事典マイペディア 「汎天候」の意味・わかりやすい解説

汎天候【はんてんこう】

数日〜数週間にわたり同一の物理的作用原因となって比較的広い範囲に持続する天候状態。その範囲内で地域的に天気が異なっていてもおもな物理的作用が同一であれば同一の汎天候として扱う。たとえば厳冬,暖冬など平均気圧分布との関連で示されるような場合が多く週間予報長期予報に有効な概念

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の汎天候の言及

【天候】より

…天気と気候との中間的な概念として用いられ,5日とか10日,あるいは1月くらいの平均で表されることが多い。なお,大気の環流の模様があまり変わらず,似た天気変化の特性が続く状態のことを汎天候とよぶことがある。ドイツのバウルF.Baurが提唱したGrosswetterlageから来た言葉である。…

※「汎天候」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む