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暖冬 だんとう warm winter

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知恵蔵2015の解説

暖冬

冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止される。寒冬時にはシベリア高気圧の張り出しが強く、偏西風が南北流型となり、日本付近は寒冷渦の中に入る

(饒村曜 和歌山気象台長 / 宮澤清治 NHK放送用語委員会専門委員 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

だん‐とう【暖冬】

平年より暖かい冬。 冬》

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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大辞林 第三版の解説

だんとう【暖冬】

平均気温が平年より高い冬。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

暖冬
だんとう

冬の3か月間の平均気温が平年並みの範囲を超えて高いとき、これを暖冬という。日本では、1980年代の後半からは暖冬傾向が続き、本州の日本海側の地域での降雪が少ない状態が続いている。
 暖冬が日本全国に及ぶことなく地域によって異なる場合は、たとえば北暖西冷とか北冷西暖といって暖冬の地域を指定していう。主として気圧配置からみたときの暖冬のいくつかの条件は次のとおりである。西高東低の冬型の気圧配置が現れる回数が減少する。一方では、日本付近を移動性高気圧や低気圧などが通りやすくなる。またエルニーニョ現象が発生しているときには暖冬になりやすい傾向がみられる。2006年(平成18)から2007年にかけての冬に、記録的な高温になったのはエルニーニョ現象と関係していると考えられる。[根本順吉・青木 孝]
『根本順吉著『地球に何がおきているか――異常気象いよいよ本番』(1987・筑摩書房) ▽根本順吉著『熱くなる地球――温暖化が意味する異常気象の不安』(1989・ネスコ、文芸春秋発売) ▽内嶋善兵衛著『四季の農業気象台』(1990・農林統計協会) ▽根本順吉著『世紀末の気象』(1992・筑摩書房) ▽根本順吉著『新版 たのしいお天気学4 冬のお天気』(1996・小峰書房) ▽田中博著『偏西風の気象学』(2007・成山堂書店) ▽上前淳一郎著『複合大噴火』(文春文庫)』

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