汗の如し(読み)あせのごとし

精選版 日本国語大辞典 「汗の如し」の意味・読み・例文・類語

あせ【汗】 の 如(ごと)

  1. ( 汗がいったん流れ出ると、ふたたび身の内に収めることができないことから ) 天子のことばは取り消すことができないの意。→綸言(りんげん)汗の如し
    1. [初出の実例]「如汗之綸言、豈如此哉」(出典玉葉和歌集‐治承五年(1181)正月八日)

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