江崎正左衛門(読み)エザキ ショウザエモン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「江崎正左衛門」の解説

江崎 正左衛門
エザキ ショウザエモン


職業
能楽師(福王流ワキ方)

肩書
江崎家10代目当主,日本能楽会理事

資格
重要無形文化財総合指定保持者(能楽)〔昭和40年〕

本名
江崎 茂(エザキ シゲル)

別名
前名=江崎 金治郎(10代目)

出身地
兵庫県 姫路市

経歴
享保年間から続く福王流ワキ方の能楽師の家柄。昭和38年江崎家10代目金治郎を襲名。40年に重要無形文化財能楽総合指定保持者となり、59年に第一線を退き、隠居名の「正左衛門」を襲名。いぶし銀の芸風で知られ「鉢の木」「松風」などを得意とした。

受賞
勲五等双光旭日章〔昭和61年〕

没年月日
昭和62年 6月5日 (1987年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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